2022年度に始まったイチBizアワードは、地理空間情報を活用したビジネスアイデアコンテストです。我々の生活や社会をより良くするためのツールとして地理空間情報の役割は飛躍的に高まっています。リアルタイムデータや3次元データの活用、様々なデータとの組合せによる新たな価値創出が進んでおり、その可能性は無限大です。
『イチBizアワード』は、皆さん一人ひとりのアイデアが主役のステージです。地理空間情報の新時代を切り拓くような新しいアイデアで、ともに未来を描いていきましょう。
「いつ・どこで・何が・どのような状態か?」といった位置や時間に関する情報のことを指します。基盤となる地図、衛星写真や災害・気象情報、ヒトやモノの移動軌跡、3D都市モデルデータ等、さまざまな種類の地理空間情報があり、災害対策、交通管理、都市計画、農業、観光など、幅広い分野で活用され、私たちの生活をより便利で安全なものにするのに役立っています。
G空間社会とは、地理空間情報(位置情報)を高度に活用した社会です。G空間社会では、誰もがいつでもどこでも、必要な地理空間情報を簡単に入手し、活用できるようになっています。これにより、私たちの生活はより便利で安全なものになるでしょう。
近年、激甚化・頻発化する自然災害と環境問題、新型コロナウイルス感染症を契機としたデジタル化の加速、地理空間情報に関する技術の飛躍的な進化など、G空間社会の実現に向けた社会情勢は大きく変化しています。
そのような環境下におけるG空間社会の実現には、地理空間情報の活用分野の拡大や分野横断的な取り組みが求められ、分野横断的な連携を促進するための環境整備が欠かせません。そして、環境整備にとどまらず、分野横断的な新サービスや新産業のアイデアを実際に実現する人材が必要です。