レポサク - 未来につなぐ農業DX/車両と圃場の管理システム
エゾウィン株式会社 大野 宏
高齢化が進み、経験豊富な労働力の減少と新世代への技術継承の問題が深刻化する農業。本アイデアは位置情報を活用して進捗状況をリアルタイムで判断することで、農作業のさまざまな変化に対応するためのシステムの提供と自動的なデータ化による生産性向上を目的とする。農業車両に専用のGPS端末を設置するだけで作業軌跡をリアルタイムで表示し、自動的に行動履歴をデジタル化。スマホなどで情報共有ができる。進捗状況を可視化することで、機械の故障や天候の変化などにも迅速に対応でき、作業計画が容易になる。また、生産履歴もデータとして保持されるため誰でも簡単に農業DXに取り組める
受賞後、外部からの問い合わせが増加し、認知拡大に繋がった。
全国的な展開として徐々に実証導入先が増加中。
提供しているプロダクトの改善を常に行っている。
自社にて開発した、誤差12cmのみちびき対応GPSロガーを活用し、異業種に対して展開を予定している。
地理空間情報のビジネスには無限の可能性が広がっています。さまざまな分野と組み合わせることで、新たなチャンスが無数に生まれます。特に地方には多くの課題とともに、可能性も秘められています。私たちはローカルな問題に対してグローバルな視点を持つことが求められています。皆さんもぜひ、その視点を持ち、地方の課題解決に挑戦してください。一緒にがんばりましょう!