2025年1月31日に東京ビックサイトにて開催された
「G 空間EXPO2025(開催日時:2025年1月29日~31日 10:00~17:00)」イベント内にて行われた受賞結果を発表します。
表彰式の模様はこちら▼
提案者名
「ミズニゴール」とは、お米の有機栽培の最大のネックである草取りの手間を軽減するため、田んぼの水を撹拌し濁らせることで除草作業の手間を軽減することを目的に開発されたみちびき対応GPS搭載ロボット。
株式会社ハタケホットケ 日吉 有為
草取りにGPSという発想が興味深い。なぜロボットで草取りの手間を減らす必要があるのかというコンセプトがしっかりしており、土や米の売り方についてもよく考えられている。モーターの開発が困難であるが知財を取得済みという点への評価や、デバイスの生産力と安定供給がカギとの声もあった。ビジネスが正のスパイラルに入るまで頑張ってほしい。(庄司審査員)
提案者名
高齢化や軽傷患者の通報、人手不足で限界を迎える救急医療をITの力で最適化し持続可能にするため、通信指令室での電話対応補助AI、救急車の必要ない軽傷患者と最寄りのタクシー、医療機関を繋げるプラットフォームを提供。
武田 淳宏
最近のドラマでも取り上げられるほど、深刻化している救急車の問題を解決できると期待しています。位置情報をさらに活用していく方法が追加されると、よりユニークで強固な仕組みになっていくと思うので、期待しています!(藤本審査員)
未就学児~小学校低学年向けの、PLATEAUの都市データを活用したMinecraft内の交通安全学習ゲーム。Minecraft上で再現された自分が住んでいるまちの中で、安全に楽しく交通ルールを学ぶことができる
共愛学園前橋国際大学 渡辺研究室 根井 茉那
デジタルだけで安全を学ぶことはもちろん重要ですが、学んだことを実世界で実践できないと意味がありません。デジタルとリアルな街、両方での学びを促進するいいアイディアだと思います。また実世界でのデータをデジタル上に取り込み、相互に学びを深めていく仕組みを期待しています。(藤本審査員)
提案者名
「よびもり」は海難事故発生時に、SOS発信端末とスマホアプリで、同じ組合の漁師や最も近くにいる別の漁師ユーザーに緊急救助要請ができるサービス。救助の初動を早めることで迅速な救助を実現。
株式会社よびもり 千葉 佳祐
「よびもり」は、漁師の海中転落事故という深刻な問題に対し、シンプルな仕組みで迅速な救助を可能にする点が高く評価できます。地域との連携や、観光船への応用など、事業の成長性も期待できそうです。技術と位置情報で社会課題を解決するという点の良い事例だと思います。(牧野審査員)
AIの力でごみ問題を効率的に解決する技術。走行中の車載スマートフォンで路上を撮影し、機械学習によりごみを検知。ごみの投棄状況を位置情報とともに自動記録することで、ごみ回収の効率化を目指す。
株式会社ピリカ 古橋 大輔
ポイ捨て・不法投棄の問題解決に、車両から取得した動画データをAIで分析するというアプローチを評価しました。既に自治体や企業で実績があり、シンプルかつ効果的な点が魅力です。特に、データ収集・分析という点に個人的な興味があり、画像解析の精度向上など今後の展開が楽しみです。(牧野審査員)
提案者名
人間と野生動物の生活環境の境界が曖昧になり、有害鳥獣の出没エリアが広域化し地域住民の不安が高まっている。この解決のため一般市民による獣害被害の通報手段の確立と情報共有を行うことで、獣害対応業務の円滑化を目指す。
令和6年度まちのデータ研究室チーム「鳥獣害撲滅」/香川大学 西村 侑馬
近年の社会問題である有害鳥獣に着目され、地理空間基盤を活用することで、住民への迅速な情報提供や効率的な駆除につながる、社会的価値のあるアイデアでした。
皆さまも地図を活用したアイデアで、未来を創造する楽しさに触れていただければ幸いです。(伊賀審査員)
提案者名
高齢化や軽傷患者の通報、人手不足で限界を迎える救急医療をITの力で最適化し持続可能にするため、通信指令室での電話対応補助AI、救急車の必要ない軽傷患者と最寄りのタクシー、医療機関を繋げるプラットフォームを提供。
武田 淳宏
社会課題解決への熱意が伝わるプレゼンでした。AIトリアージの導入は、救急医療の逼迫緩和や医療リソースの適正配分に大きく貢献すると思います。さらに、患者の心理的不安や誤判定リスクへの対策にも期待が寄せられます。 また、将来的な運用フローや実用性の検証にも期待しています。(オーディエンスコメントより)
提案者名
海洋プラスチックゴミ問題の解決のため、ASEANと日本の高校生によりGISをベースとしたゴミ情報収集システムを構築。収集したデータを解析し公開、交流することで地球規模の問題解決を目指す環境教育リーダーを育成。
酪農学園大学/北海道大学 Khew EeHung
ASEAN諸国と日本の若手環境リーダーを結び、海洋プラスチックごみ問題に関するデータを効果的に収集・共有するためのプラットフォームの構築する活動が、有意義かつアジアの平和構築、SDGsの推進に寄与するものと考え、ASEANへの事業展開を進める我が社の協賛企業特別賞に選定しました。
提案者名
高齢化や軽傷患者の通報、人手不足で限界を迎える救急医療をITの力で最適化し持続可能にするため、通信指令室での電話対応補助AI、救急車の必要ない軽傷患者と最寄りのタクシー、医療機関を繋げるプラットフォームを提供。
武田 淳宏
朝日航洋が展開しているドクターヘリ運航事業と同様に、「人の命や健康を守る」というテーマに関連したアイデアであり、今後のコラボレーションが期待できるほか、地理空間情報とAIや交通サービスを組合せることで、救急需要のひっ迫という社会課題の解決につなげる着眼点を高く評価しました。
提案者名
未就学児~小学校低学年向けの、PLATEAUの都市データを活用したMinecraft内の交通安全学習ゲーム。Minecraft上で再現された自分が住んでいるまちの中で、安全に楽しく交通ルールを学ぶことができる
共愛学園前橋国際大学 渡辺研究室 根井 茉那
朝日航洋が展開しているクルマのビッグデータによる交通安全支援事業との親和性も高く、今後のコラボレーションも期待できるアイデアであり、PLATEAU×Minecraftという地理空間コンテンツを駆使してこどもの安全を守るという社会課題解決につなげる着眼点を高く評価しました。
提案者名
「よびもり」は海難事故発生時に、SOS発信端末とスマホアプリで、同じ組合の漁師や最も近くにいる別の漁師ユーザーに緊急救助要請ができるサービス。救助の初動を早めることで迅速な救助を実現。
株式会社よびもり 千葉 佳祐
位置情報を活用した海難救助という、人命に関わる極めて重要な課題に取り組み、誰にでも分かりやすいソリューションである事を高く評価しました。また、当社で計測している海底地形情報とも親和性を感じており、今後の共創の可能性も期待し選定しました。
提案者名
未就学児~小学校低学年向けの、PLATEAUの都市データを活用したMinecraft内の交通安全学習ゲーム。Minecraft上で再現された自分が住んでいるまちの中で、安全に楽しく交通ルールを学ぶことができる
共愛学園前橋国際大学 渡辺研究室 根井 茉那
幼少期から位置と情報に触れる機会を提供するアプリであり、PLATEAUを活かしたデジタルツインの世界において体験したことを現実世界で答え合わせをする、という新しい学びの形態を提案していることが「空間情報で未来に引き継ぐ世界をつくる」という当社のミッションに合致していることから選定しました。
提案者名
配達員がみちびき受信機を付け、配達時に交通ルールを守っているかを誤差1m以内の精度の位置情報をもとにスコア化しブロックチェーン上で共有する。保険料が変動するインセンティブを活用して安全安心な暮らしに寄与。
株式会社シーエーシー インテグレーション統括本部 基盤P&S部 ブロックチェーン推進グループ
準天頂衛星「みちびき」の高精度測位で地理空間情報を活用し、社会課題を解決する新規性の高いビジネスアイデアであることから選定しました。
提案者名
デザインとロケーション技術を統合し、物語とマップを融合するサービス「Stroly」。地理情報や施設情報を客観的に表示する地図ではなく、「物語」という要素を加え、ユーザーの感情や体験を重視したマップ体験を提供。
株式会社Stroly 芽田 さくら
地図に新しい価値を与え、新しい体験を提供できるサービスとしてゼンリン賞に選定しました。
提案者名
高齢化や軽傷患者の通報、人手不足で限界を迎える救急医療をITの力で最適化し持続可能にするため、通信指令室での電話対応補助AI、救急車の必要ない軽傷患者と最寄りのタクシー、医療機関を繋げるプラットフォームを提供。
武田 淳宏
海洋プラスチックゴミ問題の解決のため、ASEANと日本の高校生によりGISをベースとしたゴミ情報収集システムを構築。収集したデータを解析し公開、交流することで地球規模の問題解決を目指す環境教育リーダーを育成。
酪農学園大学/北海道大学 Khew EeHung
未就学児~小学校低学年向けの、PLATEAUの都市データを活用したMinecraft内の交通安全学習ゲーム。Minecraft上で再現された自分が住んでいるまちの中で、安全に楽しく交通ルールを学ぶことができる
共愛学園前橋国際大学 渡辺研究室 根井 茉那
100機の衛星コンステレーションと3D都市モデルデータ、AIエージェントを組み合わせることで実現する世界初となる「鬼ごっこ」。XRとAIにより現実と仮想が混在し、世界中の人達が同時に楽しめる革新的な遊び体験を提供。
国際航業株式会社 エネがえる事業開発 樋口 悟
GISや地理情報を用いたワークショップや会議を効率化するため、AIがGISデータの分析から、参加者からの意見集約、示唆出しまでを行うファシリテーターサービス。地理情報処理の知識がなくても議論に参加可能。
LociAI 河内 大輝
渋滞が「いつ・どこ」で発生するかを予測するAI。交通データの時間・空間的に複雑なパターンをAIに学習させ、交通理論と融合し分析し渋滞予測の精度を改善。東京都の一般道における渋滞長予測実験で平均誤差40m以下を達成。
京都大学 大学院情報学研究科 竹内 孝
心拍、血圧・歩数、睡眠・運動時間など生態データをスマートデバイスから取得し、統計データから数値分類図を作成、分析することで生活を豊かにする要素を抽出。目に見えない人の気持を可視化し、人に優しい生活環境の実現に寄与。
福島 悟
提案者名
AIの力でごみ問題を効率的に解決する技術。走行中の車載スマートフォンで路上を撮影し、機械学習によりごみを検知。ごみの投棄状況を位置情報とともに自動記録することで、ごみ回収の効率化を目指す。
株式会社ピリカ 古橋 大輔
「ミズニゴール」とは、お米の有機栽培の最大のネックである草取りの手間を軽減するため、田んぼの水を撹拌し濁らせることで除草作業の手間を軽減することを目的に開発されたみちびき対応GPS搭載ロボット。
株式会社ハタケホットケ 日吉 有為
「よびもり」は海難事故発生時に、SOS発信端末とスマホアプリで、同じ組合の漁師や最も近くにいる別の漁師ユーザーに緊急救助要請ができるサービス。救助の初動を早めることで迅速な救助を実現。
株式会社よびもり 千葉 佳祐
デザインとロケーション技術を統合し、物語とマップを融合するサービス「Stroly」。地理情報や施設情報を客観的に表示する地図ではなく、「物語」という要素を加え、ユーザーの感情や体験を重視したマップ体験を提供。
株式会社Stroly 芽田 さくら
トラックドライバーの高齢化などを背景にドローンによる配送ニーズが高まっている。これを安全に実施するため、地上・上空を含めたリスク分析、法規制を守りながら、事態が起きた際にも安全に着陸できる推奨ルートを作成するサービス。
エアロダインジャパン株式会社 鹿谷 幸史
発災時には指定外の避難場所の特定や道路状況の把握、孤立地域に関する情報の取得が困難となり、支援活動に大きな支障が生じる。これを解決するための通行可能道路の分析、指定外避難エリアの自動検知を実現するサービス。
株式会社Agoop 代表取締役社長 兼 CEO 加藤 有祐
犯罪予測システム × 防犯・防災カメラ+ドローン・ロボットによる、人とロボットが協調する「次世代防災防犯カメラシステム」。独自アルゴリズムによる世界最高予測精度技術を活用し監視業務の効率化を実現。
株式会社シンギュラー パータベーションズ 代表取締役 梶田 真実
配達員がみちびき受信機を付け、配達時に交通ルールを守っているかを誤差1m以内の精度の位置情報をもとにスコア化しブロックチェーン上で共有する。保険料が変動するインセンティブを活用して安全安心な暮らしに寄与。
株式会社シーエーシー インテグレーション統括本部 基盤P&S部 ブロックチェーン推進グループ