2023年度 脱炭素部門賞

>>受賞発表の様子はこちら

Carbontribe Labs

Carbontribe Labs 矢野 圭一郎、加藤 有希、三宅 沙知子

提案画像

提案概要

パリ協定により2050年までに多くの企業がカーボンニュートラルを求められる中、カーボンクレジットが注目されるが、既存の手法だとハイコストで一部の大手企業しか市場に参入できない。「Carbontribe Labs」は、コンピュータビジョンと衛星画像(Google Earth Engineを使用)を使うことでハイコストな現地調査を不要とし、地理的制約なくどこでもクレジット吸収量を測定、予測できるアイデア。クレジット生成と流通のコストを大幅に下げ、中小企業や個人が参加できる市場を創ることでマーケットを拡大させ、利益が生み出されるうえに地球環境にも同時に大きく貢献できる。

受賞後の変化について

受賞後、外部からの問い合わせが増加し、認知拡大に繋がった。
大手電力グループからの資金調達や、国内外でのPoCの実施、など事業拡大につながった。

今後の目標や計画について

環境省や国立環境研究所とも賞を通して次回のCOP29(アゼルバイジャン)等での同行やサウジアラビアの大学系アクセラや、パリのサステナビリティ系VCとも連携中。
RWA(リアルワールドアセット)の世界的な流れの中で、RWAの生成とトレーディングプラットフォームになることを目指している。

コンテストに応募する方へのメッセージ

本コンテストの受賞は地理空間情報を応用したビジネスを飛躍するきっかけになると思います。ぜひこの機会を活用し、官民の企業と連携を進めて頂ければと思います。

戻る